2020年度 応用地球圏科学 のページ
遠隔授業(Webex)の入室はこちらです.(注:毎回同じです)
対象学部・学科・学年
授業の概要
- 本講義では, 地球圏科学科で学んできた基礎的な知識や解析⼿法が, 実社会でどう活かされているかを理解するために, 地球圏科学関連専⾨領域で活躍している6名の社会⼈講師(実務家教員)をお迎えして講義を行っていただきます.
- 泉可也 講師(㈱Biomaterial in Tokyo): 地球環境の保全・改善のためには再⽣可能エネルギーの導⼊が必要である。また導⼊のためには「技術的課題」、「制度的課題」の両⽅での課題解決が重要である。これらの課題解決の現状、将来展望について解説する。
- 稲倉寛仁 講師(⻄⽇本技術開発(株)): 時代は平成から令和へ変わったが、⾃然災害は毎年のように発⽣している。こうした⾃然災害の対応の⼀つとしてハザードマップをはじめとして各種地理情報が公開されているが、我々はこれらをうまく活⽤できているだろうか︖本講義では地理情報を読み取る⼒を⾝につけることを⽬的とする。
- ⾼岡秀朋 講師(いであ㈱):沿岸海洋調査には常に利害関係、公共性、投資額との折り合いの中で実施される。有明海における調査⽅法、公共事業や地域住⺠、特に漁業者との関係性から垣間⾒えるリアルな海域環境調査の実態を解説する。
- 中茂義晶 講師(いであ㈱):⼤気汚染は最も⾝近な環境問題の⼀つであると同時に、海を越えてやってくる地球規模の環境問題でもある。⼤気質に関する法律を概説し、⽬的に応じた測定⽅法や監視体制について実例を交えて紹介する。
- 尾⽊陽⼦ 講師(いであ㈱):⼟壌汚染対策法に該当する建設事業を進める上で、必要な調査・措置、法⼿続きや関係機関との調整等について、実務を例に解説する。また、実務にあたりコンサルタントの役割として、必要とされる技術や能⼒についても紹介する。
- 横⼭⾠夫 講師(元 福岡管区気象台):気象分野、地震・⽕⼭分野、地球環境分野に関して、以下の様な点について解説する。
- (気象分野):⽇々の天気予報は、スーパーコンピュータを使い、物理の法則(流体⼒学、熱⼒学など)に基づく数値予報により⾏われている。数値予報の原理の概要、数値予報の現時点での技術的限界のほか、数値予報の結果に基づいて発表される警報など、気象庁の社会的な役割についても解説する。
- (地球環境分野):地球環境問題を扱うためには、天気予報の技術を応⽤した将来の気候予測のほか、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの精密かつ⻑期的な観測が必要になる。このためには化学分析の知識や技術が必要になる。気象庁が⾏っている地球環境に関する観測、社会への成果の公表、国際的な貢献について解説する。
- (地震・⽕⼭分野):わが国は地球を覆う地殻のプレートの境界部に位置することから、巨⼤地震や内陸の断層による地震が多く発⽣している。また⽕⼭活動も⾮常に活発な地域となっている。地震や⽕⼭などの活動を把握するために気象庁が⾏っている観測やこれに基づいて社会に発信している情報などについて解説する。
授業の進め方, 諸注意
- コメント
- 新型コロナウィルス感染拡大防止のため, 2020年度の後期授業は原則遠隔により開講することが決まっています. 本授業もWebexを用いた遠隔授業を実施します.
- 新型コロナウィルスの感染拡大を防止する, 自身の健康を維持するだけでなく, 勉学にもお互い頑張りましょう.
- 実際の授業では
- 通信環境の不具合等でリアルタイムの受講ができなかった人のために, 授業を録画して, 後から一定期間に限って視聴できるようにします.
- 肖像権, 著作権の問題がありますので, 各自で授業を録画, 公開することは絶対にしないでください.
- レポートの提出について
- レポートを提出するときは, スマホなどで写真撮影して, それをPDF形式の1つのファイルの変換してFU_BOXの所定の場所にアップロードしてください.
- 写真はJPEGと呼ばれる形式のファイルになっています. これをPDFに変換するには, 例えば ILOVEPFD というページに変換したいJPEGファイルをまとめてドラッグ・アンド・ドロップすると, 複数のJPEGファイルをPDF形式の一つのファイルに変換してくれます.
- 変換されたファイルは, 半角文字で「学籍番号.pdf」という名前で保存してください. 例えば, se301234という学籍番号の学生の場合は, se301234.pdfというファイル名にしてください.
- ファイルをアップロードするフォルダは, その都度指示します.
第1回目(9月15日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(145MB, 約1:09)
- 本日の講義の課題はありません
第2回目(9月22日)
地球圏科学科学⽣のキャリア準備︓⾃⼰分析の⽅法論(岩⼭)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(172MB, 約1:15)
- 課題: 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は9月28日まで.)
第3回目(9月29日)
第4回目(10月6日)
第5回目(10月13日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(172MB, 約1:06)
- 課題: 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は10月19日まで.)
第6回目(10月20日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(172MB, 約1:06)
- 課題: 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は10月26日まで.)
第7回目(10月27日)
数値計算から得られるマップとその不確実性(稲倉先生)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(172MB, 約1:06)
- 課題: 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は11月9日まで.)
第8回目(11月10日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(172MB, 約1:06)
- 課題: 課題はありません.
第9回目(11月17日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(44.3MB, 約1:03)
- 課題: 課題はありません.
第10回目(11月24日)
⼟壌汚染対策法に関する実務例とコンサルタントの役割(尾木先生)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(60.7MB, 約1:28)
- 課題:
- 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は11月30日まで.)
第11回目(12月1日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(83.5MB, 約1:35)
- 課題:
- 授業中に質問を受け付ける時間がありませんでした. 質問は次回の講義前までに岩山までお寄せください.
第12回目(12月8日)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(83.5MB, 約1:35)
- 課題: 課題はありません
第13回目(12月15日)
地球環境に関する観測・成果公表・国際貢献(横山先生)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(83.5MB, 約1:35)
- 課題: 課題はありません
第14回目(12月22日)
地球圏科学科学⽣のキャリア準備︓エントリーシート対策(岩山)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(49.3MB, 約51:49)
- 課題
- 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は1月4日まで.)
第15回目(1月5日)
地球圏科学科学⽣のキャリア準備︓企業研究と就職活動の取り組み方(岩山)
- 講義資料
- 授業の動画を取り損ないました. すみません. 講義資料を企業研究や就職活動に役立ててください.
第3回目の補講(1月12日)
再⽣可能エネルギー導⼊に関する技術的課題(泉先生)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(79MB, 約1:24)
- 課題:本日の課題はありません
第4回目の補講(1月13日)
再⽣可能エネルギー導⼊に関する制度的課題(泉先生)
- 講義資料
- 授業の動画はこちらです.(134MB, 約0:35, 最初の30分を取り損ないました.)
- 講義中に指示された課題を, 「レポートの提出について」を参照して, レポートとして提出しなさい. レポートの提出場所はこちらです.(期限は1月19日まで.)
岩山のHPへ