2025年度 流体力学I (SE) のページ
対象学部・学科・学年
第1回目（FUプラスアップ授業）
授業の進め方, 諸注意
- 教科書
- せっかく大学生になり専門的な学問を勉強しているので, ネットで調べる, コピーで済ませる, ではなく手元に一冊購入して常に参照できるようにしておきましょう.
- 私が大学3年生後期に受講した授業（連続体力学：前期は弾性体力学，後期は流体力学が対象）では「弾性体と流体」（恒藤俊彦 著, 岩波書店）が教科書でした．この教科書は, 物理入門コースというシリーズの一冊で, 他に力学, 熱統計力学, 電磁気学, 量子力学, 相対性理論, 物理のための数学, といった本も出版されています．「物理のための数学」は, 前職での講義で教科書として使用していました.
- その他, 「 連続体の力学」（巽 友正 著, 岩波書店）という本もあります. 上記の本と大体同レベルの本です.
- 実際に手に取って眺めてみて, 自分に合う本を探して購入しましょう.
- シラバスでは上記の連続体の力学を教科書として指定しました.
- 本授業では, 自作の講義ノートも配布する予定です.
- 復習について
- 教科書, 講義の録画, 授業中の板書などを参考に, 数式, 途中の計算をノートに書いて確かめてみましょう. 聞いているだけでは理解はできません. 実際に自分で手を動かして初めて理解ができます.
- 友達と互いに教えあいながら，議論しながら勉強するは非常に良い勉強法の一つです. 他人に教えるのは自分の理解につながります. 友人から教わる場合には, 友人の解説を鵜呑みにするのではなく, 批判的態度で聞くように心がけましょう.
- 演習問題の解答は自分で責任をもって解答しましょう. 他人の解答を, 漫然と写す, ただ写すだけの作業にならないように注意してください.
- 例年, 誤った解答を写している人が極めて多いです. 誤った解答が, なぜか流布される傾向にあります. デマが社会の中で拡散されやすことの縮図です. 誤った解答を写しても何の勉強にも自己研鑽にもなりません.
- 質問のある方は
- 遠慮なく岩山までメールで連絡をください. (メールアドレスは講義ノートに掲載しています.)
第2回目（4月17日）
- 講義資料：（表紙, 第1-7章）
- 講義全体の概要, 流体力学の基本法則と基礎方程式との関係, 対応について簡単に紹介しました.
- スタートアップ動画の演習問題の解説をしました.
第3回目（4月24日）
- 講義資料は配布済みです.
- 流体力学の基礎方程式の一つ, 連続の式の導出を行っている途中です.
- 質量保存則を述べ, それを具体的に数式で書き表している途中です. (2.5)まで導出しました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第4回目（5月1日）
- 講義資料は配布済みです.
- 流体力学の基礎方程式の一つ, 連続の式の導出を行っている途中です.
- 質量保存則を述べ, それを具体的に数式で書き表している途中です. (2.15)まで導出しました.
- 本日の授業の動画はここにあります. (講義の後半30分は一時停止を解除し忘れて録画がありません．)
第5回目（5月8日）
- 講義資料は配布済みです.
- 流体力学の基礎方程式の一つ, 連続の式の導出を終了しました.
- 連続の式の各項の意味について述べました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
- 次回は第2章の演習問題をやります. 事前に解いておいてください．
第6回目（5月15日）
- 講義資料は配布済みです.
- 講義ノートの第2章の演習問題の5を解説しました. 2次元の連続の式と全く同じ考え方で1次元の連続の式が導けることを示しました.
- 第3章に入り, 運動の第2法則を流体力学に適用するために, 少々変形を行いました.
- 本日の授業の動画はここにあります. はじめの40分くらいは, 録画ボタンを押し忘れました.
第7回目（5月22日）
- 講義資料は配布済みです.
- 講義ノートの第3章にしたがって，運動方程式の導出を行いました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第8回目（5月29日）
- 講義資料は配布済みです.
- 講義ノートの第4章にしたがって，流体にはたらく力について解説をし，運動方程式の導出を完成させました．
- 重要なキーワードは，体積力, 面積力，応力，圧力傾度力，です．
- 本日の授業の動画はここにあります.
第9回目（6月5日）
- 講義資料は配布済みです.
- 前回の授業でミニッツペーパーにかかれていた指摘事項に回答しました.
- 前回導いた圧力傾度力について復習をしました.
- 講義ノートの第5章に入り，流れの記述法には2種類の方法があることを説明しました.
- 本日の授業の動画はここにあります. (休憩後の授業を録音し忘れました.)
第10回目（6月12日）
- 講義資料は配布済みです.
- 講義ノートの第5章に入り，流れの記述法には2種類の方法があることを説明しました.
- Lagrange的記述とEuler的記述について説明し，それぞれの記述における時間微分, 両者の差（移流項）について例を挙げながら説明しました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第11回目（6月19日）
- 講義資料は配布済みです.
- 講義ノートの第6章に入り，流体力学の運動方程式と静水圧平衡の話をしました.
- 静水圧平衡からさまざまな議論を行いました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第12回目（6月26日）
- 講義資料は配布済みです.
- 静水圧平衡の式と理想気体の状態方程式を用いて, 大気圧が高さと共にどのように変化していくかを考察しました.
- 大気が等温と考えた場合と, 高さと共に線形的に温度が下がっていくと考えた場合について, 気圧の高度変化を求め, 観測データと比較しました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第13回目（7月3日）
- 講義資料は配布済みです.
- 静水圧平衡の式について考察を深めました.
- 旋衡風平衡の話を始めました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第14回目（7月10日）
- 講義資料は配布済みです.
- 旋衡風平衡の話をしました.
- 本日の授業の動画はここにあります.
第15回目（7月17日）
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