毎年冬にノルウェーのスバルバール島で成層圏エアゾルの観測を行っています。成層圏エアロゾルはオゾン層破壊と深くかかわっています。
冬になると南北の極域上空では極渦が発達し、低緯度との空気の混合が絶たれ、極域上空に閉じ込められた状態になります。その閉じ込められた中で、成層圏エアロゾルは触媒として作用しオゾン破壊を促進させます。
観測地 : ノルウェー スバルバール島
観測目的 : 成層圏エアロゾルの測定
主な測定法 : 気球を用いたエアロゾルの数濃度計測
主な測定機器 : 光散乱式粒子数計測装置
左の写真は私たちが寝泊りした観測所です。
福利厚生は充実し、快適な北極生活をおくれます。