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私たちは,ラジコンで操縦できる無人飛行機に測定機器を積んで、上空のなかなか測ることのできない空気中のエアロゾルを調べています。 これまでは上空の空気の測定や採取は気球を使ったり本物の小型飛行機を使っていました。気球だと風に流されるままどこに飛んでいくかなかなか予想がつきません。ですから測定器を回収するのが難しく、これでは費用がかさんでしまいます。また実際の飛行機ですと、もちろん飛ばすのにお金もかかりますし、移動速度が速すぎて測定に支障きたすこともあります。 私たちの無人飛行機は、最高到達高度が3kmまた搭載できる重量が5kgと制限はありますが、これまで難しいとされていた空での観測が低コストで行え、飛行速度もそれほど速くないのでこれまで支障をきたしていた観測がうまくできるという利点もあります。
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搭載機器 | |
粒子数測定装置 | エアロゾルの粒径分布、粒子数濃度を測定。また気圧計を内蔵している。 |
粒子採取装置 | エアロゾルのサンプリングを行う。 |
温度計 | 外気温度を測定。 |
湿度計 | 湿度を測定。 |
GPS | 位置情報を取得 |
磁気方位計 | 姿勢情報を取得 |
光散乱式粒子数測定装置 | 慣性衝突式粒子採取装置 |
1号機 | 2002年4月中国敦煌で墜落。空中でバランスを崩し、きりもみに入り、いったん持ち直し上昇するも、再び地面に意直線に向かい、地面と激突。 |
2号機 | 老体に鞭を打ちながらも現役で活躍中。 |
3号機 | 実験中、空中でプロペラ脱落、離陸直後に墜落。 |
4号機 | スカイリモート貸したところ、浅間山で行方不明。 |
5号機 | 現役で飛んでいる。 |